
前々からしたいと思っていた
レンタルバイク。
大型からカブに乗り換えて
たまには大きいのに乗りたいと思ったのと
仕事が少し落ち着いて時間ができたので
はじめてバイクをレンタルしてきました。

今回レンタルしたのは…
スズキ GSX-S1000GT(2022)

スズキが出した、インパクトある見た目の
GSX-S1000GT(グランドツアラー)
という旅バイク。
このスズキらしくないwカッコイイデザイン
が好きで出た当初から一回乗ってみたい
と思っていたのでこの機会にレンタル。
レンタル料金
最初にレンタルにかかった費用を。
レンタルバイクで一番よく見るのはこの
レンタル819だと思います。
日本全国にあるので一番利用しやすいかと。
モトグッツィを購入してお世話になっている
お店がこのレンタル819もされているので
そこで今回はレンタルしました。
料金は主に排気量ごとにクラス分けされて
あとはレンタルする時間で金額が変わります。
細かい料金表はぜひ↑の公式ページを
ご覧ください。
基本かかる料金は
になります。
バイクに乗る時の装備を一式もっているなら
オプションは必要ありません。
私が住む沖縄だけ基本料金が安く
設定されているのでちょっとお得。
今回レンタルした
GSX-S1000GT
はP-6というクラス。
これを24時間レンタルしたので
になります。
Web予約するとここから500円割引。
最近のレンタカーとかと比べると
かなり高く感じるかもしれませんね。
でもバイクは趣味の乗り物で
レンタルバイク
という一種の娯楽のようなものなので
ある程度お金はかかります…
ただ150万以上するスーパーバイクを
1日だけ好きなように気軽に乗ってみる
ことができる、ということを考えると
これくらいは、と感じます。
実際今回レンタルしてみて
めちゃくちゃ楽しかったので
また時々利用したいと思っています。
ではここからは
GSX-S1000GT
のインプレを。
インプレ
私が乗ったことがある大型バイクは
ほとんど誰も知らないイタリアの
モトグッツィというメーカーの
V7Ⅲ
というバイクだけで、基本比較できる
部分の対象はこのバイクか今
乗っているクロスカブになるのでw
その辺はあまり参考にならないかもですw

スペック
GSX-S1000GT(2022)
のスペックを簡単に紹介。

まあ、ツアラーとか言っときながら
GSX-R1000のエンジンベースなんで
バカ速いむちゃくちゃなバイクですwww
150馬力とか絶対いらんw
前に乗ってたモトグッツィのV7Ⅲは
750㏄で50馬力程度。

3倍www
旅するのにそんなパワーはいらん!w
でもいろいろロマンの詰まったバイクw
マジで速ぇぇ…
しかもこれに加えていろんな
電子制御のオンパレード。
・電子制御スロットル
・クイックシフター
・トラコン
・クルコン
・ライディングモード
・ローRPMアシスト
・イージースタート
etc…
だいたいのことは電子制御されてるwww
最近のバイクすげぇ…
この中でV7Ⅲにもついてたの
トラコンだけじゃねぇか…?www
ポジション・足付き
GSX-S1000GTのシート高は
810㎜
めっちゃ高いわけではないけど
低いわけでもないかな。
最近シート高が高めのバイクが
多い気がする…
の私がWILD WINGのスワローブーツ
(厚底じゃないほう)を履いて跨ると


両足でこんな感じ。
両足のつま先がしっかり着地する。
特に不安は感じませんでした。
ステップが足を降ろすときに
絶妙に邪魔な場所にあるのでw
意識してステップより少し前か後ろに
足を降ろすともう少し足付きは良くなります。
サイドスタンドを出した状態で跨って
車体の引き起こし、ちょこっと移動は
できたので車体重量の割に軽快でした。


片足だとベッタリです。
身長165㎝でも足付きに不安は
感じませんでした。
信号待ちや駐車の際、Uターン
とかでも危なく感じることもなく
安心して乗れました。

ポジションもアップ気味のバーハンドル
なので軽い前傾程度でかなり楽でした。
ステップが少しバック気味で
膝の曲がりがきつく感じる時がありました。
それを緩和しようとシートの後ろに
お尻をずらすとハンドルが遠くなる…
慣れるまで少し戸惑いましたが
全然キツイポジションではなかったです。
1日ガッツリ乗りましたが腰や背中が
痛くなることもありませんでした。
この辺はさすがグランドツアラーと
いうだけありますね。
操作性
150馬力のバイクなんて自分に乗れるのか…
と少し心配していましたが
フル搭載された電子制御たちのおかげか
バイクでした。
こんなハイパワーバイクに今まで乗ったこと
ありませんでしたが、意図せず急な動きを
したりコントロールしにくい、と感じる
ことが全くありませんでした。
発進は
ローRPMアシストが大活躍!
発進時や低速走行の時にエンジンの回転数が
落ち過ぎないように自動でサポートしてくれる
電子制御の1つ。
発進の時だけでなく、渋滞時のノロノロ運転
Uターンの時にマジで助かります。
音を聞いてるとアシストしてくれてるのが
すぐわかります。
これのおかげで一度もエンストせず。
しそうになることすらありませんでした。
全バイクにこれつければいいのにw
ちなみにエンジン始動も
イージースタートシステム搭載なので
スターターボタンを押し続ける必要がなく
ポチっと押すだけで後は自分でかけて
くれるので楽ちん。
スズキすげぇw
右左折とかカーブも思った通りに
曲がってくれる。
ちょっと初動がもっさりしてる感じは
したけどクイック過ぎるよりはこっちのほうが
自分は好みなので扱いやすかったです。
重さは特に感じませんでした。
重心はちょっと上のほうなのかな?
加速はね…
狂ってるwww

SDMS
(スズキドライブモードセレクター)
が搭載されてるからモードを
A(アクティブ)
B(ベーシック)
C(コンフォート)
の三段階に手元のスイッチで
切り替えできます。
(ハンドル周りの写真撮るの忘れた!)
ただねぇ…
どれに変えても加速は…
バカ速いですwww
もちろんレスポンスの良さとか
出だしの出方とか違いはわかるんですが
一定以上回すと
どれもバカwww
って感じw
一応、1日乗って思ったのは
街乗りはCでも十分。
雨の日用みたいな設定らしいですが
別にこれでも十分。
確かに出だし、低回転域は
割とマイルドでした。
どうせ回せば速いんだからCで十分。
なんならCモード+1速だけで街中なんて
事足りる。そんなバイクです…
まあでもどうせ速いからずっとAでも
いけないことはないwww
ただ、上のモードにいくほど確かに
アクセルのレスポンスが良くなって
その分スロットル閉めた時の
エンジンブレーキも強くなる感じが
したので、ちょっと混み気味の街中
とかでずっとAはさすがに疲れます。
あとね、
クイックシフターすげぇ!

アップダウン両方のクイックシフター
が標準装備されてるのでスロットル
そのままでクラッチも握らずに
シフトペダルの上下だけでサクッと
シフトチェンジができちゃいます。
(オンオフ可能)
これがまぁ便利!
すごくスムーズに自動で回転数を合わせて
シフトチェンジしてくれます。
ダウンもオートブリッピングみたいな感じ。
シフトショック自体は自分でシフトチェンジ
したほうが少ない感じですが、回転数は
完璧に合わせてくれるので滑らかに走れます。
が一番楽しかったですw
バイクに乗るのがすごい上手くなった
と錯覚させてくれますw
とはいってもホントに一瞬でダメな領域
のスピードが出ちゃうので自制心が
大いに求められますwww
飛ぶぞ…w
ただ操作性で1つ気になったのは
ハンドル周りのスイッチ多過ぎ!
ってとこですね。
(なんで写真撮り忘れたかな…)
さっきのモードセレクトや、今回は
触りませんでしたが
トラクションコントロール
クルーズコントロールのボタンが
左右にいろいろ付いていて
ゲームのコントローラーみたいに
なってますwww
そのせいでウインカーが小さくなって
最初は押しにくかったです。
まあでもこの辺は慣れでなんとでも
なる範囲かなと思います。

メーターも見やすく暗くなったら
自動で白黒反転するので見にくく
感じることはありませんでした。
乗り心地・快適性

これはグランドツアラーなので
当然快適ですね。
シートは普通?
1日乗って、まあ多少はお尻の痛み
を感じましたがそこまでなので
長距離乗っても全然大丈夫そうです。
この点はモトグッツィのV7Ⅲのシートが
良すぎたのでどうしても個人的には
見劣りしますが必要十分かなと思います。

スクリーンは調整機能が付いてたら
ベストかな、と感じました。
ただ今までスクリーン付きのバイクに
乗ったことがないので十分快適でしたw
サスペンションも調整機能付きです。
嫌な突き上げとかはなく、とても
路面に追従してくれる感じで安定感
があり乗り心地が良かったです。

ブレーキは握り始めが少し弱いかな…
と感じましたが、ガツン!とはならないので
慣れればコントロールしやすかったです。
モリモリ詰め込まれた電子制御のおかげで
変に気を遣うことなく純粋にバイクに乗る
ことを楽しめる快適性、という印象です。
快適すぎて乗ってて軽く眠くなったバイク
は初めてですwww
気付いたら一気に走り過ぎてたので
休憩はさみましたw
ただ1つ…
めっちゃ熱い…

これは衝撃でした…
今まで空冷のバイクにしか乗って
こなかったので
水冷かつ4気筒のバイクの排熱は
こんなに熱いものなのかと…
カウルの隙間から足のスネ辺りをめがけて
出される熱が熱い熱いw
水温?が104℃前後になると
フォォーーーーンッ!!
と戦闘機のような高音を出して
ファンが回りだします。
そうなるともっと…ね…w
しかもそれなりの速度で走らないと
一向に温度が下がらないw
9月中旬最高気温32度くらいの
沖縄の残暑の時期…
最低でも80は出さないと温度が
下がらないんですよコイツw
回せば回すほど温度が下がる
バイクってなんやねんwww
V7Ⅲでは熱さを感じたことが
なかったのでびっくりしました。
みんなこんな暑い思いをして
バイク乗ってるんだな…w
これでも全然マシな方らしいです…
これ以外はめちゃくちゃ快適でした!
燃費
メーターに表示されている平均燃費は
ほどでした。
今回のレンタルできっちりは計って
いませんがだいたい
350㎞ほど走って
18ℓほど給油したので実燃費も
17km/ℓ前後だと思います。
油種はハイオクです。
総評
GSX-S1000GTの良いところ!
もうデザインは最高。
ほんとカッコイイ。
スズキとは思えないwww

音も最高。
アイドリングから低音カッコイイ。
5000回転超えるくらいで一回
野獣の咆哮みたいに
ガホォォォッッン!!
って吠えてから高回転に一気に
伸びていくのがもう最高w
なかなかそこまで回せないけどね
速すぎてw
↑せっかくなんで短い即席動画にしました。
バカみたいに速いんだけど
でもめっちゃ乗りやすい。不思議。
多分大型初心者でもスッと乗れる。
調子に乗って回さなければねw
電子制御のおかげだと思います。
夕方18時頃に借りてちょっと慣らして
から次の日朝6時から18時まで一日
ガッツリ乗りましたがホントに
めちゃくちゃ楽しかった!
これのネイキッド版の
GSX-S1000
も乗り比べてみたいw
GSX-S1000GTのここがキツイ…
以上です!www
まあ水冷バイクの熱さに慣れていないのと
時期の選択をミスったのもありますw
いやぁ暑かった…
フォト
いろいろ撮ったほかの写真を
テキトーに並べておきますw
ちょこちょこ写ってるボルドール
は一緒にレンタルツーリングした人のです。

この角度がカッコ良くて好き。

朝ごはんはすき家!

沖縄県北部の大宜味村にある
道の駅おおぎみでの1枚。
天気のいい日は海がとても綺麗に
見えるのでおすすめ。
パーラーで売ってる
シークヮーサーソフトクリームと
沖縄で採れるシナモンみたいな植物
をつかったカラキソフトクリーム
がどっちもめっちゃおいしいのでぜひ!

沖縄最北端、辺戸岬。
運が良ければウミガメ見れるよ~

カウル付いてるけどエンジンが
ちゃんと見えるのなんかいいよね。

スイングアームなんかすごい。
サイレンサーもかっこいい。
純正でこの音はヤバい。

お尻はちょっとぽてっとしてる。
サイドパニア付けたら旅に出たい。

お昼はさっきの大宜味と辺戸岬の間
くらいにある国頭村の道の駅で
スパイシーカレー!
これもめっちゃおいしくて700円
だったからおすすめ!

あ、あとUSBも標準装備だよ~
防水キャップ付き。
こんなもんかな~

〆のデザートにブルーシールのクレープ!
9の付く日はクレープ90円引きだよ~!w
レンタルバイクいいね!
今までレンタルバイクに興味はあったものの
1日1万以上払ってバイクに乗るのもな…
と思っていた部分もありましたが
今回レンタルしてみて…
と感じて大満足です。
・購入を考えているバイクを
レンタルしてみる
・乗ったことのないタイプの
バイクに乗ってみたい
・気になるあのバイクに
ちょっと乗ってみたい
その時に合わせて必要なだけの
時間でレンタルすれば費用も
抑えられます。
短い時間ちょっと試してみるだけ
なら車両補償を入れても
数千円で収まります。
車両さえ空いていれば前日や当日
でもレンタルできるそうです。
今回とても楽しかったので
また時々時間ができた時に
いろいろレンタルしてみたいな
と思っています。
レンタルバイク、おすすめです!
ではでは。
読んでくださり、ありがとうございました。