前回のオイル交換に続いて、
ブレーキフルードの交換
もやってみました!
ブレーキフルードとは?
油圧式ブレーキに使われる油で
ペダル操作による圧力をシリンダーに伝える
役割をする油です。
交換頻度は?
目安は大体2年に一度
または劣化したら
というものだそうです。
実は私それを全然知らず
量は減ってないからいいや~
と放置していました…
点検の時も何も言われなかったし…
ですが気になって調べたら
割と頻繁に交換が必要とのこと。
セローを見てみると…
茶色…
最近ブレーキの効きが弱いな~
と思っていたのはこれのせいか!!www
ということで
エンジンオイルと一緒に交換しました!
とっても簡単だったので
参考にしてもらえれば。
準備するもの
・ブレーキフルード
これは必ずバイクに適合したものを!
大体ここに適合規格が書いてあるはずなので
その通りのブレーキフルードを準備してください。
ほとんどのバイクはセローと同じように
DOT4
という規格のフルード。
他のDOT5や、DOT5.1などと
絶対混ぜてはいけません!
成分などが違うので大変なことに
なるそうです…
で、私は間違いのない、
ヤマハの純正ブレーキフルードDOT4
を買いました。
これで何回かは交換できる量です。
・内径5㎜のチューブ
これもバイクのサイズにあった大きさのチューブを。
長さは1mもあれば十分です。
30㎝でもいいかも。
そんなに高いものでもないので、耐油ホースを
ホームセンターで買いました。
・廃油箱
私はエンジンオイル交換と一緒にしたので
ポイパックにそのまま入れました。
・工具類
キャップを開けるドライバーや
車載工具にあるスパナ
ビニール手袋くらいがあれば大丈夫です。
いざ実践!
では、やっていきましょう!
まずはフロント
まず、このキャップを外して開けます。
汚い…
そして、
フロント左側の、
ここのゴムキャップを外します。
で、ここにチューブをはめて、
廃油箱で受けます。
こんな感じ。
なので、チューブは30㎝もあれば十分です。
それからここのナットにスパナを
かませておきます。
ここまでできたら交換作業に入ります。
①ブレーキを握る
②スパナでナットを緩める
(ブレーキは握ったまま)
③ナットを締める
(ブレーキは握ったまま)
④ブレーキを離す
この①~④をひたすら繰り返します。
ただ、それだけw
そうすると、
こうやってチューブからオイルが出てきます。
何回か繰り返すと、
こうやってフルードが減ってきます。
なので、無くなる前に新しいオイルを
上から継ぎ足していきます。
このタンクが空になってしまうと
空気が入ってちょっとめんどくさいことに
なるので、必ず無くなる前に、足してください。
エンジンオイルのように全部抜いてから
新しいオイルを入れる、というのとは
ちょっとやり方が違うので、ご注意を。
継ぎ足し、継ぎ足しでやっていって
下のチューブからきれいなフルードが出てきたら
完了です。
きれいな黄金色~
これでキャップを閉めてフロントは終わり。
セローはバルブが左側にあるので
左手でスパナを、右手でブレーキを
バイクに覆いかぶさってやる状態になるので
結構きつい体勢になりますw
ぜひともモデルチェンジで右側に移して欲しい…
同じようにリアも
リアも手順は同じです。
まずこのカバーを外します。
で、このキャップを外します。
チューブをつないで廃油箱で受ける。
で、このキャップを開けて、
フロントと同じように、
①リアブレーキペダルを押さえる
②スパナでナットを緩める
(ペダル押さえたまま)
③ナットを締める
(ペダル押さえたまま)
④ペダルを離す
を、繰り返します。
リアは容量が小さいので
フロントよりこまめに継ぎ足しながら
やってください。
これで完了!
終わったら時間を空けずに洗車した方がいいです。
フルードが塗装面に付くと塗装が剥がれてしまうので
洗い流してあげてください。
これでフロント、リア共に
ブレーキフルード交換作業終了です!
ゆっくりやっても30分もかかりません。
エンジンオイル交換よりだいぶ簡単な感じが
しました。
手軽にできるので、ぜひやってみてください。
交換後
交換後に乗ってみると
ブレーキのタッチが全然違います!
カチッという感触でしっかりブレーキが効きます。
結構フルードが劣化してたんでしょうね…
安全面から考えても定期的に交換すべきですね…
ここから覗いてきつね色に近づいたら
交換していきたいと思います。
ではでは。
読んでくださり、ありがとうございました。
参考になったでしょうか?w
そろそろタイヤも替えないとな~
お金が…
替えました。
今度はいつもやっているチェーンメンテを
紹介したいと思います。