今流行りのアドベンチャーバイク。
その中でもリッター超えのアドベンチャーはデカすぎ・重すぎ・足付き厳しい…という人に人気のミドルクラスのアドベンチャー。
今回その中でもスズキの新作エンジンを搭載した
V-strom800 無印（以下Vスト800）
DEじゃないよ！ｗ
を購入したのでその紹介を。
V-strom800ってどんなバイク？
2022年に発表され、翌年23年に発売された
スズキのGSX-8S。
GSX-S1000の流れを汲むような尖ったデザインで、軽量コンパクトなツインエンジンを搭載し振動も軽減されつつ国産らしくないような走りをし、KTMのDUKEっぽさもあると言われるバイク。
そして8Sと同じエンジンを搭載するオフロード寄りのスポーツアドベンチャーツアラーとして出された
V-strom800DE。
そしてこのDEをオンロード寄りに
・キャストホイール化
・スクリーン大型化
・サスペンション変更
などの調整を施されて半年後くらいにしれっと発売されたのが今回私が購入した
V-strom800（無印）
です。
オンロード寄りのアドベンチャーツアラーバイク。
ちなみに24年には8Sのフルカウル版として
GSX-8R
も発売。1つのエンジンで4車種。面白いラインナップです。
今回購入したのはこの中でも多分1番知名度と人気が低いｗ、Ｖスト800。
海外ではDE/無印ともに結構売れてるみたいですけどね～
スペック
簡単にVスト800のスペックを。
| エンジン・排気量 | 水冷2気筒・775㏄ |
| 最高出力 | 60kW（82PS）/8,500rpm |
| 最大トルク | 76N・m/6,800rpm |
| 重量 | 223㎏ |
| シート高 | 825㎜ |
| タンク容量 | 20L |
| 燃費（WMTC） | 22.6km/L |
| タイヤサイズ | F/19・R/17 チューブレス |
こんな感じですかね。いろいろちょうどいいスペック。あとは
って感じです。
超快適な最新アドベンチャーツアラーです。
価格は123万円ほど。
排気量にしてはちょっと高めかな、と思いますが装備を考えるとこれくらいかな、と。
なんでDEじゃなく無印？
Vスト800DEの情報とかカスタムパーツはネットで調べると結構いっぱい。
それに比べて無印は…
…
ほぼ出ないｗｗｗ
無印が気になっている人はいそうですが、実際に買ったよーってのはそこまで出てこないですね。これから少しずつ増えてくれることを願っていますｗ
そんな中でなんであえて無印にしたかというと
という理由ですね。
大きいのはキャストホイール。
私が住んでいるのは沖縄なのでスポークホイールはすぐ錆びるんです…メンテがかなりめんどくさい。
+キャスト化でチューブレスだから出先で万が一パンクした時に補修しやすい。
これが大きいですね。
オフロードバイクの見た目が好きで以前セロー250にも乗っていました。
でも実際にほとんどオフロードは走らないので舗装林道とかフラットダートくらいなら全然走れるであろう無印が自分にとってちょうどいい選択肢になりました。
足付きがいいのも○。
といってもDEに跨ってみた時も思ったほど足付きは悪くなく、あ、これなら別に乗れるかな
という感じでしたが、無印はもっと安心感があります。
私は165㎝・53㎏・股下75のズボンがちょうどいいくらいの体形ですが、無印の足付きには特に不安はありません。
両足はたしかにツンツンくらいですが片足ならちょっと腰をずらせばべったりなので感覚的にはシート高830㎜のセローと同じくらい。車両重量は全然違いますけどねｗ
でもサスもフワフワなので全然大丈夫。
なので無印を選んだメインの理由は足周り。
8SとVスト800DEのちょうど間の感じ。
すべてがちょうどいい。
あ、あと無印のほうがDEより10万ほど安いです。
何から乗り換えたの？
Vスト800の前は1年ほどクロスカブ110に乗っていました。
その前は超マイナーなイタリアのモトグッツィというメーカーのV7Ⅲという750㏄のバイクに乗っていました。
初大型バイクとしてこのV7に。
3年ほど乗っていましたが最高のバイク。
ただ初回車検のタイミングとオイル漏れが重なり、整備・修理費がかなり高額になったのと、仕事で車を購入したタイミングが全て重なり、金銭面で厳しかったので泣く泣く手放して、とりあえずの繋ぎでクロスカブに乗り換えました。
V7の前はセロー250に乗っていました。
とりあえずでカブを買ったものの一度大型の楽しさを味わってしまうと110㏄では刺激が無く…ｗ車もあるためあまり乗らなくなってしまい…
またV7に乗っていた時はバイクに乗る、というだけでかなりのストレス発散にもなっていたということに気づくことがあり、少しだけ余裕ができたのでもう一度大型に戻ることに。
結果わずか1年でクロスカブとはお別れ…
買った時とそう大差ない金額で売れたので良かったです。超人気みたいなので。
ちなみにクロスカブがダメなバイク、という訳では全くありません。
デザイン、気軽さ、維持費の安さ…などは抜群。
普段の足として、やセカンドバイクなどにはこれ以上ないベストな選択となると思います。
ただ今回は自分がバイクに求めているものと少し違った、というだけですね。
1年で900㎞ほどしか走らなかったのでほぼ新古車ですｗｗｗ
すぐ次の人に売れたそうです。
迷ったバイク
そんなこんなで大型にもう一度乗りたいとなり、次のバイクに求めたのは
という感じの条件。
もともとオフロード系が好きなのでせっかく大型乗るならアドベンチャーかスクランブラーとかのオフ要素のあるバイク。でもできたらキャストホイールｗ
そして今回はとりあえず外車よりは国産。
今まで割と熟成された空冷バイクばっかり乗ってきたので、今度は全く正反対のバイクにも乗ってみたい。というのでこんな条件に。
ただ正直もう一回モトグッツィのV7買えるならそれもありかな～とは思いましたがｗ
でもわずかこの数年で数十万価格が上がってしまったので…ある程度故障したりするのわかっているのにこの値段はなぁ…となるので今回はパス。
そもそもVスト800DEが発表された時点でこれのちょいオンロード版出たら欲しいな…とは思っていました。
650も1050も無印とXTがあるので期待大。
そしたら半年後にしれっとマジで出してきたので期待通りｗ
自分の欲しい条件コンプリートしとるなぁ…と思ってほぼ決まっていましたがやっぱりバイクは何に乗るか悩んでいる時間が一番楽しい。
他にも目移りしたバイクもちらほら…
ホンダ XL750 トランザルプ
Vスト800DEの対抗馬として必ず上がる
ホンダのトランザルプ。
価格も近く、パワーはトランザルプの方がありそう。メーターも表示デザインを変更できたりして楽しそう。
ただスポークホイールｗ
あとデザインはVストの方が好み。
ドゥカティ スクランブラー ナイトシフト
国産、と言いながらもやっぱり気になる外車。特にイタリア車。
その中でもドカのスクランブラーのナイトシフトはヤバい。めちゃくちゃ好み。カッコイイ。
ただちょっと予算オーバーなのとやっぱり故障が心配。
ドゥカティ ハイパーモタード698
予算めっちゃあるんだったらこれ欲しいｗ
まあ予算も足も付かないけどｗ
スズキ GSX-S1000
あと何気に結構ギリギリまで迷ったのがこの
GSX-S1000。
というのも前に1度
GSX-S1000GT
を1日レンタルしたことがあってその時に
鈴菌感染
したっぽいからｗｗｗ
えげつない速さに相反する乗りやすさ。
こんな化け物がこの値段で買えるのかと…音もヤバイ。最高。
S1000GTをレンタルし、購入前にS1000と8Sを試乗ｗ
念のためS1000も見積もり出してもらったｗ
完全に鈴菌感染。Vストは試乗車無かったので8Sで代わりに。エンジン特性さえわかれば。
頑張れば買えないことも無いけど…
やっぱりS1000は沖縄で乗るには排熱がキツ過ぎる。熱い。
それにいくらなんでも街中では過剰過ぎるパワー。なんなら高速も1速でいけるもん…
ということで
見た目・装備・予算
全てを満たす
Vスト800無印
に決定。
というわけでわずか1年で大型復帰。
この令和の時代にまさかの初水冷バイク！
電子制御モリモリも初めて。これからちょこちょこ乗って楽しみます。
ではでは。
読んでくださり、ありがとうございました。
また乗り込んだら細かいところのインプレをしていきたいと思います！
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