【ファーストインプレ】MOTO GUZZI V7Ⅲ Rough ODO 1,500㎞ ~Made In Italy~

V7がウチに来てから2か月ほど。
1,500㎞以上走り、初回点検、オイル交換も
終わったので、ここらで最初の乗ってみての
インプレを。
当て逃げされたヒートガードの傷を
自分で補修・塗装してみました。
これまでセロー250に乗っていたので、
比較対象は基本セローになるのであしからずw
ではでは。
早速。
プロフィール
イタリアのMOTO GUZZIという
100年の歴史があるメーカーの
売れ筋・V7シリーズの三代目、
V7Ⅲ。
そのV7Ⅲをスクランブラー風に、
スポークホイール、ブロックタイヤ、
アルミフェンダーを装備した
カスタムモデル、
V7Ⅲ Rough(ラフ)。

では、V7Ⅲ ラフのスペックを。〈〉はV7Ⅲ ストーン。
エンジン | 空冷4ストローク 90°V型2気筒OHV2バルブ |
排気量 | 744cc |
ボア×ストローク | 80mm×74mm |
最大出力 | 52HP(38kw)/6,200rpm |
最大トルク | 60Nm/4,900rpm |
燃料供給方式 | マレリ製電子制御燃料噴射システム |
始動方式 | セルフ式 |
トランスミッション | 6速リターン |
クラッチ | 乾式単板 |
電子制御システム | MGCTトラクションコントロール、 ABS |
サスペンション(F) | ф40㎜ 油圧式 テレスコピックフォーク |
サスペンション(R) | ツインショックアブソーバー スプリングプリロードアジャスタブル |
フロントブレーキ | ф320㎜ステンレスシングルディスク ブレンボ製異径対向4ピストンキャリパー |
リアブレーキ | ф260㎜ステンレスディスク フローティング2ピストンキャリパー |
フロントタイヤ | 100/90-18″ |
リアタイヤ | 130/80-17″ |
全長/全幅/全高 | 2,185mm/800mm/1,100mm |
シート高 | 800㎜ |
車両重量 | 213㎏〈209㎏〉 |
タンク容量 | 21ℓ |
生産国 | イタリア |
見た目とそれによる多少の重量以外は
基本ストーンとの違いは無いですね。
空冷V型2気筒!
乾式クラッチ!
ドライブシャフト!
メイドインイタリア!
という個性の塊バイクですw
インプレ
外観
やっぱり一番はなんと言っても見た目!
デザイン!
さすがイタリア!

V7を受け取りに行ったその帰りに
取った写真です。
美しくカッコいい…

なんと言ってもこのグラマラスで
光の加減や見る角度によって
表情を変えるタンク。
左右に張り出しこれ以上ないほど
主張した空冷エンジン。
そして肉厚で高級感漂うシート。
全てがハイレベルでマッチした造形美…
美しい…www

そして少しポップなまんまるおめめと
やんちゃなブロックタイヤ。
この絶妙なバランスが最高!
ほんとに最後の1台が手に入って
良かった…
モトグッツィいわく、
アーバンカントリースタイル。
ごちそうさまです…w
乗り味

空冷縦置きV型2気筒、
乾式クラッチ、
ドライブシャフト、
という独特な構成のため、
結構くせの強い乗り味なんだろうな、
と期待していましたが…

一般的なバイクのようなチェーンは無く、

ドライブシャフトで駆動します。
車に似た感じなのかな?
そのためエンジンを縦置きにでき、
ジャイロ効果で直進安定性が増すようです。
また特有の挙動として、
エンジンを回すと右に傾く、
加速時にリアが持ち上がる、
といったものがあるようで、期待していましたが、
走っている時はほとんど特に感じません…w
信号待ちでニュートラルに入れて直立し
エンジンを少し吹かすとグイっと右に
傾くのでそれは楽しめますwww
ですが思っていたほどのクセは無く、
走る、曲がる、止まるを難なくこなす
優等生みたいな感じなので、とても
いいバイクなのですが、
ちょっと物足りませんwww
クセがすごい!
を言いたかった…www
何の違和感もなく、スッと乗れました。
気持ち、多少右カーブの方が曲がりやすいかな?
といったレベルです。
確かに直進安定性はすごいです。
高速を走るとよくわかります。
前がセローだったのもあり余計にそう感じる
のだとは思いますが、どっしりしているのと
ドライブシャフトの恩恵で高速域はほんとに
安定しています。
セローは100㎞/h超えるとフロントが
フワフワしてちょっと怖かったですが、
そんな不安は皆無です。
まあ排気量的にもはるかに余裕がありますがw
750㏄の割には馬力もそこまで無いので、
多少アクセルをグッと回しても飛んでいきそう
になるような危ない感じも無いのでとても
安心して快適に乗ることができます。
ここからはV7の特に
ここがイイ!
と感じたところと、
ちょっと戸惑ったところを。
V7のここがイイ!
シートがふっかふか!

この厚みのあるシート。
足付きを多少犠牲にしてる気は
しますが、ほんとにふかふかです。
手で押した感じもモチモチしてますw
このシートのおかげで
お尻が全然痛くなりません!
沖縄なのでそんなに長距離を走ることは
無いですが、300㎞ほどそんなに休憩せずに
走ってもお尻はなんともありませんでした。
(個人差はあると思います)
セローもオフロードの割にはシートの座り心地
がいいな~と思ってましたがレベルが違いますね。
足付き
ちなみに足付きですが、
身長165㎝で、股下75㎝くらいのズボンが
ちょうどいい体形ですが、
両足の土踏まずくらいまでは付きます。
ブーツを履けば両足べったり。
全然不安を感じることは無いです。
そんなに重量を感じることもないので、
極端に身長が低くなければ安心して
乗れると思います。
そんなことよりシートがふっかふか…www
V7Ⅲの中でもモデルによってシートが違う
ので多少の差はあるかもしれないですね~
でも基本モチモチじゃないかな…w
音と振動が最高!
モトグッツィが貫いてきたこのエンジンの
音と振動がもう最高です!
当て逃げもされました…w
走る、曲がる、止まる
をそつなくこなし、安定感もあり、
足付きもいい。
割とどんな人にでもオススメできそうな
バイクですね。
かなりマイナーではありますが。
台数も少ないですし…
もし近くに販売店があったり試乗車などが
あればぜひ一度乗ってみることをオススメ
します!
これからまたいろいろ出てくると思いますので、
モトグッツィの良さを少しでも広めるためにも、
チビチビ記事にしていければ、と考えています。
ではでは。
読んでくださり、ありがとうございました。
おうち時間をもっと楽しく!
ディスカッション
コメント一覧
モトグッチ いいですね。 欲しいバイクです。
老ライダーさん、はじめまして!
ありがとうございます!たまたま近くに
販売店が出来て巡り会えた貴重な一台です!
長く付き合って行きたいです。
ブログ少し見させて頂きました。
大型外車30選に入っていて嬉しかったです!
特集ページまで!
またゆっくり見させて頂きますね~
機会があればぜひ乗ってみてください。